- 「電気を大切に使う」ということ
- 2013年01月24日
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電気は便利なものです。明るくしてくれる、暖かくしてくれる、洗濯してくれる、お掃除してくれる、PCやTVや・・・本当にありがたいものです。
その電気はもちろん、多くの場合、電力会社が作った電気が送電線で送られてきたものです。近頃は太陽光発電やガスで発電など、色々な電気が作られるようになってきましたが、人間はとにかく電気のおかげで便利な暮らしをしています。電気がなくては暮らしが成り立たなくなっていることは事実です。
電気(電力会社から送られてくる電気)の残念なところは、1次エネルギーを3分の1程度しか活かせていないことです。1次エネルギーとは石炭や石油や天然ガスなど、電気を作るために燃焼させるもので、それらのエネルギーが電気という2次エネルギーに変換される時に排熱などになるロスが大きいのです。
私の住む神戸では、神戸製鋼にある火力(石炭)発電所で膨大な電気を作り、送り出しています。ふと窓の外を見ると、隣家の隙間からちょうどその煙突が見えていました。
夜空にのぼる白い煙・・・・(湯気ですね)。一生懸命発電中のようです。
寒い夜となれば、あちこち照明をつけ、エアコンを廻し。。。電気をたくさん消費しているということを、実感してしまう風景でした。
電気でなければできないことがたくさんあります。私たちの生活には不可欠です。
だからこそ、大切に使うべきだと、切に思います。
ムダをなくし(使っていないものは消し)、効率の良い機器を選択し、そして暖冷房負荷の少ない住まいの性能を確保する。すべて、大切に使うことにつながります。